直感センサーを大切に 自分が興味のある方へ
目次
—現在、フリーランスで多岐に渡る活動をしていらっしゃいます。お仕事の内容を教えてください
伴走しながら個人の可能性を引き出す
例えば、企業の管理職向けに、社内の課題や悩みについて話を聴いたり、オンラインでパラレル登校をしている学生と対話しながら、興味関心を持てる領域を一緒に探求するといった活動をしています。人に話を聴いてもらうことで自分の考えが整理できたり、心の奥にある感情に気がついたりする効果があるんですね。そういった“傾聴セッション”を通して、課題解決に向かう新たな気づきを得たり、一歩前に踏み出すきっかけ作りをお手伝いするお仕事で、主にオンラインで行なっています。
他に、海外で活動するプロアスリートの方に英語の個人レッスンも。私自身、学生時代の留学から始まり、外資系企業や、海外の企業で仕事をしてきましたので、その経験を活かして、その方の状況や個性に合わせたレッスンを心がけています。
仕事の内容はさまざまですが、軸としているのは、その方の可能性を引き出すこと。それぞれが幸せ度を上げたり、目標に近づくことを目指してサポートをしています。
—以前は外資系企業など海外の企業を中心に勤務されていたんですよね
その時々で興味のある分野に挑戦
実は、新卒時に内定していた会社を入社直前に辞退したという経緯がありまして、卒業してすぐに、産休に入った方の代理として、外資系のIT企業に派遣社員として入社しました。学生時代から英語に触れるのが好きだった私にとって、社会人一年目から外資系で働けたのは幸運でした。優しい先輩社員に囲まれ、丁寧に仕事を教えていただきながら、スキルを磨くことができました。
その後は、定期的に“今の自分の望み”と“現状”が一致しているかを見つめ直す時間をもち、自ら行動を起こしたり、ご縁をいただいた会社に転職したりしてきました。派遣社員として、また時には正社員として、金融業界、人材紹介業、美容業界と、さまざまな外資系企業を渡り歩いてきました。担当してきたのは主にバックオフィス業務ですが、営業事務からマーケティングまで幅広い職種を経験しています。
いつか海外で働いてみたいと思っていた私ですが、ある時、旅行で訪れたタイをすっかり気に入り、「ここに住むのもいいかもしれない」と興味が湧きました。軽い気持ちで現地の人材会社に登録したところ、ご縁が巡り巡って、その会社からオファーをいただくことに。その後は、現地のコスメティックブランドでの勤務も含め、約5年間タイで暮らしました。
振り返ってみると、その時々の直感や関心に従って、仕事や暮らす場所を選んできたように思います。自分の“やりたい”に正直に行動を重ねてきたことで、納得のいくキャリアを築けてきたと感じています。

—さまざまなお仕事を経験される中で、今のお仕事につながるきっかけは何かあったのでしょうか?
日本で経験を積もうと帰国するも…
タイでコスメティックブランドの会社に勤務していた際、マーケティング部に所属し、現地と日本のマーケットの橋渡し役を担っていました。ただ、両国の文化の違いに直面するなかで、“何が正しい判断なのか”が分からなくなることも多く、自分の中に判断軸を持ちたいという気持ちが強くなっていきました。
日本の市場についてもっと理解を深め、自分自身の視点で判断できるようになりたい——そんな思いから、さらなる経験を積むべく日本への帰国を決めました。
帰国後、念願叶ったものの、上司との相性が合わず、次第に精神的に追い詰められてしまいました。「私は一体、何のために帰ってきたんだろう?」そう自問しながら鬱々とした日々を過ごしましたが、同時に“本来やりたいことは何なのか”を見つめ直す機会にもなりました。
当時はそれを活かす具体的な場や方法にはまだ出会えていませんでしたが、学生時代から関心があった“女性のエンパワーメント(女性が自分らしく、自分の力で人生を選び取っていけるようにすること)”への想いを再び強く思い出したのはこの頃です。
悩んだ末に退職を決意し、再び海外移住も考え始めたところでコロナ禍が到来。渡航計画は中断を余儀なくされました。その後、限られた状況の中で「今の自分にできることは何か?」を模索していたところ、ご縁があって“寄り添いながら誰かをサポートする”という今の仕事に出会い、オンラインで働ける今のスタイルを少しずつ築いてきました。もう一度海外に住みたいという思いは今も変わらず、そのためにも場所にとらわれず働けるスキルや環境づくりを意識しています。

—お仕事でやりがいを感じるとき、また、これからの夢・目標を教えてください
女性だからこそ直面する問題を皆で考えたい
常に「目の前の人が幸せになるように」という気持ちで仕事に臨んでいるので、担当した方にポジティブな変化が表れたり、「おかげで目指す方向が見えました」と、感謝されたときはとてもうれしいですし、私自身も心が満たされます。
今ちょうど“女性のためのオンラインコミュニティ”を立ち上げようと準備している最中なんです。先にお伝えしたとおり以前から、女性の生き方や、女性だからこそ直面する問題に興味がありました。私自身が女性として生きてきたからこそ、自然に芽生えた気持ちなのだと思います。女性だからという理由で理不尽な状況に置かれた話を聞くと、まるで自分のことのように悔しいし、何とかならないかと考えてしまいます。
オンラインコミュニティでは、自分らしい人生を歩みたいと願う女性たちが集まり、グループワークを通じて学び合いながら理想の未来に向かって一歩を踏み出すお手伝いができればと考えています。
—ご自身が興味を持ったことに向けて積極的に行動されてきた印象です。なかなか一歩を踏み出せない方にアドバイスを
興味を持ったらまず小さなアクションを
これまでいくつかの会社で働いてきて、客観的に見れば一貫性のない転職を繰り返してきたように思われるかもしれません。実際、私自身も少し後ろめたさを感じていた時期がありました。でも、振り返ってみれば、それが向き不向きを知るための貴重な経験になったと思いますし、当時は点にしか見えなかった出来事も、今では現在の仕事に活きていると実感しています。だからこそ、これからも「やってみたい」「楽しそう」と思えることには、積極的にトライしていきたいと思っています。
私自身は、直感とひらめきをもとに行動することにあまり抵抗がないのですが、やってみたいと思ったことでも、「未経験だから」「失敗したらどうしよう」と、なかなか一歩を踏み出せない気持ちもよく分かります。
そんな時は、いきなり大きく動かなくても、例えば、興味のある分野で仕事をする人に話だけ聞いてみるとか、無理のない範囲で小さな行動をしてみるのもいいですね。一人ではなく、誰かと一緒に行動してみるのも良いかもしれません。興味のある方向へ、一歩でも、半歩でも近づくアクションができると、新しい発見やチャンスがきっと見えてきます。
今は「点」にしか見えない行動も、いつかきっと「線」になって未来につながっている。そう信じて、惹かれる方向へ一歩踏み出してみてください。
マイフィロソフィ
『直感に従い、自分らしく、軽やかに生きる』
1日のスケジュール
09:00
起床
朝食、身支度など
10:00
音声配信の収録
友人との対談形式で日々の出来事を配信しています
11:00
オンラインで傾聴セッション
12:00
昼食
13:00
セッション、オンラインコミュニティの準備
16:30
仕事の打ち合わせ
19:00
フランス語講座受講
学び直しのため週に1回受講中
23:00
就寝
いずれまた海外で過ごしたいと考えているので、どこにいてもできるよう仕事や習い事はほぼすべてオンラインです。休みの日には国内旅行や美術館巡りを楽しんでいます。














































































