夢の構想はリアル&着実に!農産加工事業から観光事業、そして2023は ゲストハウス運営の活動を通じて尾道や自家産品の魅力を発信したい

濱浦さんのこれまで

広島県尾道市にある万汐(まんちょう)農園の代表 濱浦と申します。
梅と日本いちじくの生産、『満汐梅林』や『海辺のいちじく園』の観光農園事業、またジャムやプリンなどの農産加工事業や通販事業を行なっています。
終戦後、先代である両親が始めた農業ですが、後継者としての使命感から社会人経験後21才で農業技術大学校に入学、ここで2年間基礎を学んだ後、1982年に実家での就農が始まりました。
しかし当時は、男社会の中で、女性の農業後継者は希少で珍しい存在でした。男に負けじと 農作業や仲間作りに奮闘の日々を過ごしました。そして、持ち前の明るさとポジティブ思考で、農産加工事業を始めるべく無我夢中で目の前の課題克服に勤しんでおりました。
そうした中、周囲の支えもあってなんとか最初の1歩を踏み出すこととなります。それは自社農園で育てている日本いちじくの加工品を商品化できたことです。
いちじくというくだものは1日で熟すと言われるほど足が早い果物としても知られていますが、当時は規格外品で出荷できない実は使い途がなく、土に返すしかないというような状況でした。
思いあぐねた末、大学校時代に桃のピクルスを作った経験を基に、規格外いちじくも農産加工で再生させよう!と閃きました。そこで試作を重ねた結果、いちじくジャムの製造販売を開始することに。
そこからは果樹生産のみならず、農産加工品の製造、販路拡大にも取り組み、いちじくジャム1品から始まった農産加工品も、現在では50品目以上の商品を製造販売できるまでに成長しました。
2008年からは満汐(まんちょう)梅林を、2010年からは海辺のいちじく園での体験型観光農園を開始、今では多くのお客様に環境に優しい自然農法で育てた農園を体感してお楽しみ頂いております。
ところで、私にはまだ夢があります。それは日本の人だけでなく、海外の人たちにも日本の美味しい果物、何よりも地域や人となりを知って頂くこと、そして、瀬戸内の島に来てリフレッシュしてもらうこと。そのために、英会話を勉強し、ゲストハウス開設の準備をしています。
世界的にコロナの流行もありますが、2023年4月には 海辺のゲストハウス『まねき猫の家』 lucky cat’s house オープンを目指しております。
女性にとって「仕事とは」
仕事は生きていく上での糧であり、生きがいになるのではないかとも思います。
そのため、少しでも自分らしさを発揮できる仕事を見つけ、その仕事を楽しみながら、創意工夫の中で挑み続けることが最も大切な事ではないでしょうか。

働くことに悩まれている方に一言!

1人で悩みを抱えず、信頼している周りの友人や知人に愚痴を聞いてもらったり、相談して助け舟を出してもらうことが最も効果的な悩み解消法ではないでしょうか。私は、過去にはその様にしてアドバイスを受けて何度も辛い場面を乗り越えてこれました。
自分の中だけで苦しみも、楽しみもひとりじめしてしまうのは何にしてもNGだと思っています。
いろんなことを皆で分かち合いましょう、苦しさ半減、楽しさ倍増 請け合いです!
人との繋がりを大切に、それ故 人は人と描くなんて、誰かの受けまわしです。
わたしのレディGO!ポイント
・趣味の時間を作って、全力で楽しむ!
〜インバウンド対応に向けて英会話やオカリナを楽しんで、学んでいます。
・作物の命を大切にする!
〜地球のサイクルに感謝して、『いただいた命を大切に、無駄にしない』を礎(いしずえ)としています。
1日のスケジュール
06:00
起床
起きてまず、Nラジの基礎英語レッスンを訊いてEnglish study。その後、Eテレ みんなの体操で朝レン、身体をほぐしています。
07:00
朝食
1時間半、集中して子どもたちの世話を楽しんでいます
08:00
始業
朝礼から始まり、その後、ほ場と加工場の業務指示、確認、遂行
12:30
ランチ
メールチェックと返信を終え、昼以降の仕事に備えます
13:30
PM業務開始
この日は尾道市内配達後、ほ場作業の続き、事務作業と幅広い仕事をこなしました
13:00
イベント企画・準備
集客や発信力にまだまだ課題があり、悩むことが多いですが、これから催すイベントの中身を考え準備している時間が至福のひととき
18:30
日常業務終了
19:30
隔週(火) オカリナ レッスン受講、月3週(木) 基礎英語 レッスン受講
観光農園、仕事旅行客のおもてなし(ミニ女将劇場)、ゲストハウス、観光農園インバウンド観光のおもてなしを目的
21:00
ギフト箱折り、事務作業等(急を要する時)