営業から社内初の広報に 毎日が学びの日々です

目次
—新卒で現在の会社に入社されました。就職活動の際に重視していたことは?
雰囲気の良い会社で長く働きたい
大学では、実践的な英語や経営学、ITリテラシーなどビジネスに直結するような分野について幅広く学びましたが、中でも広告・マーケティングの分野に興味を持ち、就職活動では広告業界の会社をメインにまわりました。
軸として考えていたのは、長く働き続けられる会社に勤めたいということです。
私は、子どもの頃からの習い事も、学生時代のアルバイトも一つのことを続けてきましたし、新しい環境を求めるよりも同じ場所で頑張りたいというタイプ。仕事についても社内の雰囲気の良さや福利厚生の充実度など長く続けられる環境を重視していました。
また、仕事をしつつも家庭を大切にしてきた母の姿に憧れがあり、結婚や出産でライフステージが変化してもバランスの取れた働き方ができる会社がいいと考えていました。今の会社は、実際に時短で勤務したり、育休を取得している先輩もいます。
—入社後、約4年間営業を担当されました
顧客のニーズを聞き出し、解決策を提案
企業向けの自社サービス「メディアレーダー」の営業を務めました。サービスの導入から開始後の伴走まで一貫してサポートする仕事です。お客様の話に興味を持ち、ヒアリングを重ねて、聞き出したニーズに対してより良い解決方法を探ります。提案したことに満足していただけたときは、売上という結果だけではなく自身のやりがいにもつながりました。また、ありがたいことに、2021年下期と2022年上期にチームトップの営業賞を受賞しました。
株式会社アイズの営業では、入社1年以内に独り立ちし、2年目になると後輩の教育担当をしたり、また、チームリーダーになる社員もいます。早い成長を求められるため、短期間で学ぶことが多く、また、自分で考えて行動する力もつきます。

—今年、営業から広報に異動されました
自社サービスの魅力をよく知るからこそ挑戦したい
営業チーム内では大きな売り上げを任されていましたが、年齢が上がるとともに、家庭を持つことや、いずれ産休・育休をとる必要が出てきた時のことを考えるようになりました。現場の最前線で働く営業の仕事と、家庭の両立は難しいのではないかと感じていたんです。
そんな時に、社長から「営業経験のある佐久本さんに広報をお願いしたい」というお話をいただきました。
どんな仕事でも家庭との両立は大変なものですが、広報は文章の作成やオウンドメディアの運用など内勤業務が多く、場所や時間を選ばずに業務ができるので、家庭との両立がしやすいのではないかと思いました。
また、営業の仕事を通して学んだ自社サービスの知識と、その魅力を知っているからこそ、それが活かせる仕事です。私自身、会社のことが大好きで、自社のサービスだけではなく、会社そのものの魅力を世間に伝えたいという思いを持っていましたので、ぜひとも挑戦したいと思いました。
—社内で初めての広報担当だそうです。大変なことは?
不得意なことを乗り越える達成感
広報としてのノウハウが社内にまだ蓄積されていない中、本で学んだり、セミナーに参加したりと、日々自分で情報を集めに行っています。入社5年目にして、まるで新入社員のような新鮮な気持ちと、新しいことを学んでいる充実感があります。
また、不得意だと思っていたことが、できるようになった時の喜びも大きいですね。私は、直感や感情で話してしまうタイプなので、論理的な文章を書くことが得意ではなかったのですが、書く経験を重ねて、「上手くまとまっているね」と上司に褒められた時は、とてもうれしいですし、やりがいを感じます。
好きなことや得意なことを仕事にできる人ばかりではないですし、仕事にすることで嫌いになってしまうこともあると思うんです。営業の仕事も、はじめは説明がなかなかできなくて、あまり向いていないと思っていました。それでも、営業賞を取るという前向きな目標をもち、達成できたことで悔いなく広報担当に異動ができましたし、営業の時に学んだことは今の自分に活かせています。
自分がやりたいことではなかったり、想定外の状況に置かれても、苦手だと思っていたことができた時の達成感は、大きな喜びにつながると思いますし、その時の経験は今後の自分に役立つ日がきっとあると思います。
今後も難しい局面にあたることもあると思うのですが、それを乗り越えた先を想像して前向きに頑張ろうと思っています。

—これから先、なりたい理想の仕事人とは?
まわりを気にかけられる人に
これは営業担当の時に学んだことですが、相手が何を求めているかを気にかけ、それを汲み取って行動することを今も心がけています。
新人のときに社内でそれを実践したら、気がついてくれた先輩に「ありがとう」と言っていただけて。それがとてもうれしく、その後の仕事のモチベーションにも繋がりました。
また、半期に一度のキックオフで社内のMVP表彰があるのですが、産休・育休に入る直前まで時短勤務していた社員の自宅まで社長が自ら足を運び、「頑張ってくれてありがとう!」と表彰する場面があったんです。それを見て、ライフステージが変わっても安心して仕事が続けられそうだとあらためて安心感を持ったと同時に、頑張る姿をちゃんと見ていてくれるんだと感激しました。
自分の頑張りを見ていてくれる人がいることは何よりの励みになりますし、社内の雰囲気がいいのは、感謝の気持ちやちょっとした気遣いで作られている部分も大きいと思います。
もちろん、職場環境が良くても仕事は大変なものなので、私も先輩たちに倣って、後輩のことを気にかけ、何かあったらいつでも相談しやすい人でありたいですし、感謝の気持ちを口にできる人でありたいと思っています。

マイフィロソフィ
・まわりへの感謝と気にかける気持ちを大切に。
1日のスケジュール
08:00
起床
朝食/身支度
09:00
会社へ出発
電車内でネットニュースや家事に役立つアイテムなど情報収集
10:00
出勤
プレスリリースの作成・配信
メディア対応、SNS運用など
13:00
昼食 先輩や同期と社内でランチ
19:00
退勤
20:00
帰宅
夕食準備
20:30
夕食・お風呂・家事など
22:30
趣味の時間
映画鑑賞やYouTube視聴など
0:00
就寝
プライベートでは、ダンスや映画鑑賞が趣味です。少し前に社内で「ダンス部」を立ち上げて、退勤後に踊っています。デスクワーク中心なので、仕事終わりに固まりがちな体を動かすのは気持ちいいです!